團伊玖磨 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 だんいくま 1924-2001 生誕100年です。

 20世紀の日本で、大活躍した作曲家です。

 実業家、学者、政治家で、男爵だった父、團伊能の子として生まれ、原宿で育つ。7歳で、ピアノをはじめ、12歳で、作曲家になる夢を持つが、父が、あきらめさせるために、知人の山田耕筰に、あきらめさせるために会わせるが、逆に、「やるんだったら徹底的にやりなさい。」と、激励されたことで、本格的に音楽の道に行くことができた。

 1942年、東京音楽学校作曲部に入学。 橋本圀彦らに師事、また、学外にて山田耕筰にも師事した。

 1944年、東京音楽学校に籍を残したまま、陸軍外山学校軍楽隊に入隊、バスドラムを担当。 翌45年には除隊し、音楽学校も卒業するが、さらに、諸井三郎に、対位法、楽曲分析を師事しつつ、作品も書いていく。

 1948年には、NHKの専属作曲家となり、以降、オペラ、交響曲、管弦楽曲、室内楽、歌曲、童謡に至るまで作曲し、日本を代表する作曲家となる。

 2001年、日中文化交流協会主催の親善旅行で中国旅行中、急性心不全にて江蘇州蘇州市の病院で死去。

 オペラ「夕鶴」、「ひかりごけ」や、天皇陛下御成婚の際に使われた「祝典行進曲」、1964年の東京オリンピック用の、「オリンピック序曲」、交響曲(7曲)、管弦楽曲、合唱曲、吹奏楽曲、童謡(ぞうさん、ヤギさんゆうびんなど)と、おびただしい数の作品を残しました。 ただ、調性を保ったスタイルだったので、今現在は、あまり話題にならなくなりました。 それでも、20世紀の日本の作曲シーンを語る上では、なくてはならない人なので、今一度、聴いてみてもいいと思います。

 

 

では、「祝典行進曲」と「オリンピック序曲」を^^b

 

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