Kurt Magnus Atterberg（1887-1974） 没後50年です。
スウェーデン人で、北欧の代表的な作曲家の1人です。
イェーテボリで、技術者の家庭に生まれ、10歳からチェロを始める。 王立工科大学に入学し、技術者としての勉強をしながら、ストックホルムのオーケストラにも入団。 1912年、（大学入学が1907年なので、在学中か卒業後すぐ）に、交響曲第1番の初演に成功し、作曲家としての評価が定まる。 同時に、ストックホルムの特許庁に就職し、晩年まで在籍した。 1968年に特許庁を退職し、音楽活動に専念するも、1974年、ストックホルムで逝去。
19世紀以降の、北欧の音楽家は、ドイツ＝オーストリア系を基本としていて、このアッテルベリもそうでした。 作品によっては、後期ロマン近代音楽風の難解なものもありますが、多くの作品は、ドイツ＝オーストリア系が好きな人なら、楽しめるものです。 これを機に、新しいお気に入りを、探すのいいかもですね。
まずは代表作を。
