ミュラー=ブリュールは、特に古典派を得意としていたので、このあたりの作品は、お手の物だったんでしょう。
このコンビの、ベートーヴェン交響曲全集は、30数名のオケから、すばらしい音楽を引き出していて、注目に値するんですが、初演時の状況を考えると、この2番や1番あたりが、一番しっくりきます。 ベートーヴェン流に、古典派のスタイルを極めた第2番では、少人数ならではの機動性の高さと、恰幅のいい響きを両立させていて、ここでも、モダン楽器でもない古楽器でもないこのコンビならではの魅力を発散しています。 NAXOSさん、リマスタリングしてリイシューしてくれませんかね?
すっきり豪快。
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