このへんで、岩井直溥氏の、数々のアレンジの中から、厳選して紹介しようと思います。
まずは、デューク・エリントンの名曲、「A列車で行こう」です。 そもそも、この曲の初録音は1940年代のモノラルでした。 それは、まず、テーマから始まり、中間でエリントンのピアノ・ソロが入るのですが、1966年リリースの「ザ・ポピュラー」というアルバムで、自身の名曲を新たにアレンジしなおして、当時の最新の技術で録音したんです。 こちらの「A列車・・・」は、3拍子のピアノ・トリオから始まり4拍子になり、有名なピアノの下降するフレーズから、ビッグバンドが演奏するんです。 で、そのヴァージョンを参考に、吹奏楽にアレンジしたのでした。 ピアノ・トリオの部分は割愛されてますが、ほぼ、オリジナルと同じ進行で、最後に、クーティ・ウイリアムスが吹くトランペットのフレーズも正確にコピーしてあります。 つまり、吹奏楽で演奏すると、まんまコピーできるわけです。
なかなかやりまっせ~~~(笑)