Jan Zach 1699-1773 没後250年です。
チェコの前古典派として、有名な人のようです。
現在の、チェコ西部のチェラーコヴィツェ生まれ。 どこでどういう教育を受けたかは、わからないが、1724年に、プラハに出て、聖ガルス教会と聖マルティン教会で、ヴァイオリニストとして活動を開始。 チェルノホフスキーにオルガンを師事した。 1737年まで、チェコの様々な教会で、オルガニストとして活動した後、1745年に、マインツ大司教ヨーハン・フリードリヒ・カール・フォン・オスタインの宮廷楽長に就任。 楽長職のまま、2年間イタリアに留学。 しかし、エキセントリックな性格が災いし、1750年、宮廷楽長を解任され、1756年には、楽団そのものを解雇される。 その後は、ドイツ、オーストリア、イタリアを回り、自作の販売や、教育活動で収入を得た。 1773年死去。
作風は、バロックから古典派に移行する時期そのもので、ドイツ=オーストリアやイタリア以外でも、こういう人がいたことを示す貴重な人です。
では、弦楽のためのシンフォニアとハープ協奏曲を^^b