ルイ・フレモー | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 この人も、生誕100年なんですけど、なかなか音源を聴き込めなかったので、今になりました。

 フランスの、ほぼ北端のエール=シュ=ラ=リスで生まれ、近くの、バランシエンヌ音楽院に入学しましたが、第二次世界大戦で、学業は中断。 レジスタンスに参加していたため、戦後、パリ音楽院で学び、1952年(31歳)ルミエ・プリ(一等賞)を取り卒業。 ’56年~’59年、モンテカルロ・フィル首席指揮者。 1968年~’71年まで、ローヌ=アルプ・フィル(現リヨン国立管弦楽団)初代音楽監督。 1969年~’78年まで、バーミンガム市交響楽団音楽監督。 1979年~’82年まで、シドニー交響楽団首席指揮者。 その後は、フリーだったようです。 なんといっても、有名なのは、バーミンガム市交響楽団を世界クラスに育て上げ、次のサイモン・ラトルに引き継いだことですね。 リヨン国立にキャリアが示すように、オーケストラ・ビルダーとしても、高いスキルがあったようで、ほぼ、フランス物のレパートリーなんだけど、見事に、同団のアンサンブルを向上させてます。 後任にあっさり譲ったのも、レパートリーが偏っていることを、自認していたんですかね。 亡くなったのは最近で、2017年に、ロワール地方のブロワで、亡くなりました。

 

まず、アニヴァーサリーのサン=サーンスを。 後半部分のフガートをしっかり聴かせるあたり、ただの、オーケストラ・ビルダーでは、ないようです。

 

イギリスやドイツのオケは、苦手そうなレパートリーですが、音色はともかく、フレージングなどは、見事なまでに、作品に合ってます。 バスドラの破壊力が(笑

 

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