いろんな編曲版が、出ているモーツァルトの、ピアノ協奏曲の、これまた、新らしいヴァージョンが、リリースされました。 イグナーツ・ラハナー編曲の、ピアノと弦楽四重奏+コントラバスという編成。 周知の事実ではありますが、18~9世紀の、貴族や富裕層の家庭で、有名曲を演奏することは、盛んに行われていました。 そこで、大編成の曲を、室内楽編成に、編曲して、出版されました。 これは、シューベルトの親友で、フンパーディンクの師でもあった、フランツ・ラハナーの弟、イグナーツ・ラハナーによるアレンジ。 聴いている限りでは、古典派の常識であった、チェロとコントラバスは、ユニゾンで弾くということを、必ずしも、やっていないようです。 そのため、低音部が、より雄弁になり、少し、ロマンティックな感じになりつつも、モーツァルトらしい響きです。 そして、この20番では、第1楽章の、カデンツァが、ベートーヴェンによるものだったりしますw かなり、大胆に、削除したパートも、あるようですが、充実した響きが、見事な編曲です。
モーツァルト P協奏曲第20番第3楽章 ゴールドスタイン(p)ファイン・アーツQ.
なかなか立派な響きです^^b
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Naxos 8573398 輸入盤 ¥1.400ほど