マルツェル・タイベルク(1893-1944)。 ウィーン生まれの、作曲家です。 没年から、想像がつくように、１/１６ユダヤ人の血が流れていたため、ホロコーストの犠牲になり、アウシュビッツ収容所で、亡くなりました。 経歴も、謎が多く、正規の音楽教育を、受けたのは、間違いないんですが、どこで受けたか、はっきりしないそうです。 ただ、ロドルフォ・リピツァーというヴァイオリニストで指揮者と、親しかったため、現クロアチアのオパティヤの指揮者の地位を、リピツァーがタイベルクに譲ったりしています。 その、オパティヤも、第２次世界大戦末期に、ナチスの占領下に置かれたための、悲劇でした。 作曲家の、ヤン・クーベリックとも、家族ぐるみの付き合いだったそうで、ラファエル・クーベリックが、コンサートで、何回も、取り上げていたんだって。 作風は、もろ、後期ロマン派で、曲によって、マーラーよりだったり、ブルックナーよりだったりしますｗ この、第２番は、ブルックナーより？ｗ ブラームスあたりの匂いがする気もするんですがｗ ただ、ハンス・ロットなんかもそうですが、どこか、マーラー、ブルックナーのフォロワー的なレベルに、終始するような気がします。 ま、ロットは、独自の作風を確立する可能性はありましたが（＾＾ゞ ともあれ、十分聴けるレベルではあるので、このへんが、好きな人は、聴いてみては？ｗ
タイベルク 交響曲第2番へ短調第1楽章 J・ファレッタ指揮バッファロー・フィル
演奏もいいです＾＾ｂ
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