ラ・フォル・ジュルネで、来日したり、ブログ仲間の人たちが、けっこう紹介したりしてる、フランスのピアノ・トリオ、トリオ・ヴァンダラー(Trio Wanderer)。 ちょっと、まとめて、手に入れてみました。 Youtubeなどで聴くと、けっこう、存在感が、あるんですが、CDで、聴いてみると、思いのほか小粒な感じ。 まー、3つの楽器のバランスは、たしかに、素晴らしい。 でも、いくつかのコンクールで、優勝ではなく入賞、と、いうのが、音からも、合点がいってしまうんですねw あまたいるフランス人演奏家の先達と、較べると、確かに、分が悪い。 しかし、彼らならではのものもあり、例えば、響きの清涼感は、これまで、いなかったぐらいで、清潔感と言ってもいいくらい。 そこに、彼らの、フランス人演奏家としての、刻印があるように思います。 なので、ゆらめくようなドビュッシーより、ラヴェル、ベートーヴェンより、モーツァルト、ハイドンのほうが、合う気がします。 それでいくと、この、サン=サーンスも、フランスの作曲家ながら、ほとんど、ドイツ的な語法の曲から、フランス的なものを、ふりまいています。 この、折衷的であるがゆえに、演奏するには難物の曲を、とりあえず、万人が納得がいくスタイルに、出来たんでは、ないのかな?と、思います^^b 個人的には、彼等の、代表盤になるような・・・・・・w
サン=サーンス ピアノ三重奏曲第2番第1楽章 トリオ・ヴァンダラー
円熟してきたころのホ短調作品。
ランキング参加中 清潔感あるポチをwww
Harmonia Mundi HMA1951862 ¥1.600ほど