プーランク  六重奏曲 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 この曲は、プーランクの室内楽の代表曲の1つとされ、プーランク自身も、室内楽の書法を、ある程度完成させた曲でもあります。 20世紀的な和声、新古典的な書法と、美しいメロディの融合は、プーランクの真骨頂。 いろいろな演奏を聴きましたが、今回は、'64年録音の、プーランクの親友、ジャック・フェブリエと、パリ木管五重奏団(ジャック・カスタニエ fl、ロベール・カジェ ob、アンドレ・ブータール cl、ジェラール・フザンディエ bason、ミシェル・ベルジェ cor)盤にしました。 録音、演奏とも、もっとレベルの高い演奏は、いくつも出ていますが、結局、これが、一番オーセンティックではないか?と、思います。 プーランクの音楽を、長年の友人として、熟知したフェブリエと、プーランク存命中に、使われた楽器に一番近い楽器を使う五重奏団、(特に、ファゴットではなくバソン、ホルンではなく、ピストン式のコルが、使われていることが重要)は、恒久的な活動をするグループゆえの、まとまりのよいアンサンブルが、一頭地を抜いています(他の演奏は、ソリストの集まりが多い)。 そして、最近では、かなり薄まってきている、「フランスのエスプリ」が、豊かに香ります^^b フレンチローストに焙煎したカフェオレのように・・・・・・。


プーランク 六重奏曲p,fl,ob,cl,bsn,hrn) J・フェブリエ パリ木管五重奏団

特に、第二楽章の、転調だらけなのに、自然で美しいメロディは、聴きもの^^


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やっぱり、EMIはワーナーが、権利を取得したのねw