アメリカの、インディペンデント・レーベル、テラーク(TELARC)が、2009年に、事実上の活動停止になっていたのには、ちょっと驚きました。 なぜなら、近年も、パーヴォ・ヤルヴィ/シンシナティ響やアトランタ響の録音を、次々とリリースし、話題になっていたからです。 たしかに、最盛期には、ヨーロッパにも進出したりして、ワールドワイドな活動をしていたので、最近は、アメリカ限定のイメージはありましたけどね。 今年に入ってからも、何枚か手に入れて、あいかわらずの高音質に、大満足だったんでね～・・・・。 とにかく、音質にこだわったレーベルで、１６bitのデジタル録音開始が、1978年で、当時、最高峰の機材だったサウンドストリーム社のものを使い、その後も、’80年代後半には20bit、’96年には、24bit、’98年からは、すでにDSD録音を始めています。 つまり、もう十数年分の、DSD録音のストックがあるわけです。 とりわけ、最後の5年間くらいの録音は、すばらしく、グラミー賞を取った録音エンジニアチームによる音質は、芸術の域に達したといってもいいレベルで、そうとうチープなシステムでも、自然で広大なプレゼンスと、広い帯域感と粒立ちが同居する、実に、音楽的なサウンド。 そんな名盤たちの、HPすら削除されているのが現状です＾＾； いちおう、ジャズがメインの、コンコード・グループの子会社になっていて、日本では、ユニバーサルが配給してますが、親会社の判断で、どうにでもなる状況。 心ある音楽ファンは、今のうちに、購入したほうがいいかもです・・・・。
では、Mr．テラークといっていいカンゼルの指揮を２つ＾＾ｂ
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