デュティユー FlとPのためのソナチネ | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 フランスの作曲家、アンリ・デュティユー(Henri Dutilleux)が、22日に、亡くなりました。 享年97歳。 これは、ある意味、象徴的な出来事で、フォーレ、ラヴェル、ルーセルなどの、フランスの響きの系譜を継承する最後の巨匠が、天に召されたわけです。 もう少し説明すると、ラヴェルの精緻な響きや、ルーセルの思索的な作風を継承し、20世紀の新しい手法、無調なども、取り込み、なおかつ、フランスらしい響きの美しさを失わない作風なんです。 日本人でいうと、矢代秋雄でしょうか? しかし、この作風は、ドビュッシイズムを、100%継承するぐらい難しいことで、有力な後継者がいないことが、証明しています。 ひょっとすると、これで、フランスの響きの系譜は、途絶えるかもしれません。 今日は、その、デュティユーの初期の代表作、フルートとピアノのためのソナチネを、これまた、フランス楽壇の重鎮だった、アンリエット・ピュイグ=ロジェのピアノと、彼女が、見出した日本人フルーティスト、三上明子の演奏で、聴きましょう^^b この演奏では、ピアニスト主導のおかげで、伴奏の、豊かな響きのニュアンスが、十二分に、味わえます。 あらためて、巨匠の音楽を味わってみませんか?


デュティユー「ソナチネ」三上明子fl)H・ピュイグーロジェ(p)

では、フランスの響きの系譜をw


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