いろいろ聴いてきて、気になるのが、オールソップの演奏スタイル。 とりあえずは、近現代物やジャズっぽいものにも強い、と、いう評価ですが、この、バーバーの、「弦楽のためのアダージョ」を聴くと、それ以外のことも、見えてくるようです。 バーバーは、20世紀の作曲家としては、かなり、穏健的で、ほぼ、伝統的な和声にのっとって作曲していて、新ロマン主義と、言われています。 その初期の、この作品では、かなり、ロマンティックに演奏しているものが多いですが、この、オールソップ/ロイヤル・スコティッシュ管の演奏は、即物的で、ともすれば、淡々としているくらいです。 しかし、ちゃんと、ロマンティックなところがあるのは、曲自体に、そういった性格があるからでしょうね。 ただ、そうか考えると、昔の即物的な演奏よりは、豊かな表現になってる気もします。 なにか、オールソップならではの、行き方があるのか、はたまた・・・・・。 ま、とにもかくにも、類まれなる指揮者に、なっていっていることは確かなようでw
即物的なロマン性?ww
併録の、この曲も同じ行き方。
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