ガブリエル・ピエルネ(1863-1937)の、代表作の1つに、バレエ《シダリーズと牧羊神》があります。 1919年、ピエルネが56歳の時の作品で、初演は1923年。 2幕3場のバレエで、修行中の小牧神スティラクスと、踊り子シダリーズの大人の男と女の物語w やんちゃなスティラクスが、シダリーズの衣装箱に潜んだり、寝室に忍び込んだりするww それを、ピエルネは、作曲年代やスタイルの、切り貼りごった煮のような音楽で、彩ります。 で、ピエルネは、全曲から選んで、2つの組曲を作ります。 第1組曲は、突然、バロック風になったり、ファゴット3本のフーガがあったり、チェンバロが活躍したりします。 これは、マルティノン/フランス国立O.盤が、いまだに現役。 だけど、第2組曲は、いまや廃盤の、この、ジャン=バティスト・マリ指揮パリ・オペラ座管弦楽団盤のみ。 第2組曲のほうは、もっと、フランス近代的なスタイルで、こちらのほうが、ピエルネらしいと言えますね^^b シャローン/ルクセンブルク・フィルの全曲盤はありますが、どこか、フランスのオケで、録音してくれませんかね~・・・w
ピエルネ「バレエ〈シダリーズと牧羊神〉第2組曲」マリ指揮
めくるめく、フランス近代の響きをww
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EMI CDM7642782 輸入盤 廃盤