カール・ライネッケ(1824-1910)。この人も、没後100周年のアニバーサリー作曲家です。 この人、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者や、ライプツィヒ音楽院の教授などのほうが有名で、作曲家としてはマイナーっぽいですw ドイツ・ロマン派の作風をかたくなに守ったことが原因の1つですが、 メンデルスゾーン、シューマンの流れを汲み、晩年には、ブラームスに通じる渋さを獲得しています^^ その晩年の作が、「クラリネットとピアノのための序奏とアレグロ・アパッショナート」。 まさに、ドイツ・ロマン派という音楽が展開されます。 しかし、なんで、ロマン派とクラリネットって相性いいんでしょうか?w 他に、「クラリネットとピアノのための幻想小曲集」も収録。 こちらは、20代のころの作品で、夢見るようなロマンティックな小品が4曲。 他に、メンデルスゾーン、ウェーバーも入っていて、ドイツ・ロマン派のクラリネット用作品を集めたもの。 メイエとル・サージュの2人のフランスの名手が、共感豊かに演奏しています^^b
ライネッケ「序奏とアレグロ・アパッショナート」メイエ(cl)他
なかなかの佳品ですよ^^
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DENON COCO73042 国内盤 ¥1.050
ロマンティック・クラリネット ポール・メイエ(cl)エリック・ル・サージュ(p)