ジャングル・ドラムス / モートン・グールド | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

              小品音源復活シリーズ③
 

タケさんのブログ-Jungle Drums  Morton Gould & His orchestra


 アメリカには、昔から、ポピュラーとクラシックの橋渡しをしたアーティストがたくさんいました。 その1人が、モートングールド。 作曲家としても、アメリカン・サリュートやラテン・アメリカン・シンフォニエッタが有名です。 が、指揮者としても、さまざまなジャンルの曲をオーケストラにアレンジしてレコーディングしました。 その中の1枚「ジャングル・ドラムス(JUNGLE DRUMS)」は、中南米の20世紀前半のポピュラー音楽が中心という珍しい選曲で、面白いんです。 キューバ出身のレクオーナの曲が8曲と大幅にフィーチュアされ、そのエキゾチックな音楽は、なかなか魅力的。 他にも、ブラジルの作曲家、フェルナンデスの「バトゥーキ(アフリカ起源の踊りで、サンバの一要素になった)」、ムーニーの「スワンプ・ファイア(スイング・ジャズのスタンダードだった)」、グールドのオリジナルで「トロピカル」、エリントンの「キャラヴァン(あのジャズの名曲)」、クラシックからは、ファリャ「火祭りの踊り」、ヴィラ=ロボス、「カイピラの小さな列車」などを収録。 実はこれ、ステレオ最初期に、デモ的な意味も含んで作られたものの1つで、ラテン・パーカッションなどを多用して、左右、前後にステレオ効果が上がるように録音されてて、そこも楽しいんです。 24bit 192kHzでマスタリングされ、1955年(!)とは思えない鮮明でゴージャスなオーケストラが楽しめるアルバムです。

 

 

 

 

では、4曲どうぞ^^b

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