褒められて伸びるタイプ | 世は不可解なりⅡ

世は不可解なりⅡ

おかしなことばかりの世の中での独り言


最近よく聞くようになり、且つ、目にするものに


 ●褒められて伸びるタイプ


がある。

そして、自ら、「私は、褒められて伸びるタイプです。」 と
称する者がいることに驚いた。
実際、ブログのプロフィール欄に書いている者もいるのだ。

これは、、現代若人 (老人も?) の生態の反映たる言葉だ。
その生態とは、叱られ馴れておらず、小さなことでクヨクヨし、
場合によっては、怒り狂う (いわゆる 「キレル」、或いは、
いわゆる 「逆ギレ」 )。
そして、褒めれば、増長する。

「褒められて伸びるタイプ」 かどうかは、人から判断して
貰うものであり、自分から言う言葉ではない。
そして、現実に、そんなことを言っている人間にかぎって、
どうにも褒めるところを捜すのに苦労するものだ。

ここには、受身の自己中心世界しかない。
こういう言葉を発している限り、子供の状態に留まっている。
この言葉を自分に対して発言する人は、主体・客体の

認識能力に欠けるのではないか。
 ( 逆にこのことが、現代人の生態なのだろうか )。
おそらく、他人の長所を褒めるという発想は、この人には

存在しないだろう。

一方的に、人から褒めて貰おうとは、何事ゾ。
一体、人から評価されるようなことを成し遂げたのか。
この、甘ったれた根性を、少しでも早く捨て去れ!
顔を洗って出直せ!