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「今年の漢字」裏話
『税』に決まった「今年の漢字」
「今年の漢字」が発表されてから、このブログにも何度か登場していますが、今回は裏話を書いてみたいと思います。
【疑問その1】なぜ清水寺なのか
「今年の漢字」の主催者である日本漢字能力協会の本部は京都にあります。そのお膝元で、誰もが知るお寺であるということ、そして、始まった当時、書かれている貫主・森清範さんが協会の理事を務めておられたという理由からのようです。
【疑問その2】漢字は事前に分かるのか
あれだけ大きな紙に書くので練習をしたいところですが、協会から『漢字』が届くのは当日のお昼前。漢字の崩し方や成り立ちなどを調べたりはされますが、書くのはぶっつけ本番なのだそうです。
【疑問その3】書かれた後はどうするのか
森貫主が揮毫された(書かれた)後、テレビでは中継を飛ばされますが、実はお堂にハガキと供に持って入り法要をされているそうです。そして、その後プレスリリース(記者会見)するためにもう一度紙を出されるんだとか。プレスリリースの際には、「今年の漢字」についてのコメントが求められるので、ハガキのコメントなどを読み込み、書かれるまでにご自身の意見をまとめられるそうです。
【疑問その4】あの大きな紙はどうしているのか
漢字が書かれる紙は、黒谷和紙。縦1.5m、横1.3mという巨大な和紙は、京都伝統工芸大学校の学生によって製作されています。4人がかりで手漉きで作られ、協会に納品されています。
ちなみに、森貫主が思っていた「今年の漢字」は『虎』だったようです。阪神ファンだから
ラジオ・αステーション「Words for tomorrow」(12月27日、10:00~11:00放送)で話されていたことを参考にしました。
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