京都の穴場345 大野ダム(南丹市) | 京こね☆ニュース

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かやぶきの里で有名な南丹市美山町にある大野ダムは、京都府初の多目的ダムです。

 

多目的ダムとは、洪水調整・水力発電・かんがい・工業用水などのいくつかを兼ね備えているダムのこと。

 

大野ダムでは、洪水調整と水力発電が行われています照れ

 

実は、大野ダム建設の際は、紆余曲折があったそうです。

 

ダム計画時は、太平洋戦争に突入する時期でした。 大野ダムは由良川水系ですが、下流には舞鶴市がありました。 舞鶴といえば、軍需工場があり、そこへの電力供給にダムを建設せよと海軍が介入してきたのです滝汗 

 

本来は、洪水を防止するために造るはずが、水力発電を目的としたダム工事へと変更されていきました。

 

しかし、掘削工事が開始されたものの、次第に物資不足となっていき・・・日本の敗戦により、ダム計画は中止となりました。

 

それから数年経ち、由良川は何度も氾濫。 昭和36年にようやくダムが完成したのでした。

 

 

大野ダム完成によって誕生した人造湖は、「虹の湖」と命名され、春には桜、秋には紅葉の名所として知られるようになりました照れ

 

 

 

 

<アクセス>

●京都縦貫道「京丹波わり」より、車で約20分

 

<営業時間:大野ダムビジターセンター>

●10:00~16:00

※ダムカードはこちらで

 

<開館日>

●土・日・祝日

 

 

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