現在、比叡山延暦寺では 比叡の秋めぐり で、釈迦堂の内陣特別公開と、瑠璃堂の特別御開扉が行われており、参拝に行ってきました~。
比叡山延暦寺には、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3地域に分かれており、釈迦堂と瑠璃堂は西塔にあります。
まず、釈迦堂は西塔の中心となる建物で、比叡山内では最も古い建物なんだそうです
ここでは、お堂の内部、通常は入ることのできない仏様の祀られている聖域が公開されています。
もう一つの瑠璃堂こそが、今回の目的
なんと、この瑠璃堂、1571年の織田信長の比叡山焼き討ちを唯一逃れた建物といわれているんです
比叡山には、多い時には500ものお堂があったそうですが、そのほとんどが琵琶湖側、つまり滋賀県側に建っていました。 京都側だと冬が厳しいからなんだそうです。
でも、この瑠璃堂は京都側に建っており、焼き討ちを免れたとのことです。
今回は、正面の扉が開かれ、ご本尊である薬師瑠璃光如来のお姿を見ることができました。
金箔が非常にキレイで、まだ新しいものかと思い、近くにいらっしゃったお坊さんに尋ねてみたのですが、なんでも建物(室町後期)よりも古いお薬師さんで、江戸時代の修復の際に金箔が貼られたそうです。 長年、このお堂ではないところに安置されていたため、風雨にさらされることなく、とてもキレイな状態なんだとか
苔むした屋根が歴史を感じますね
瑠璃堂は今回が初めてのご開帳です。 この機会にぜひ参拝に訪れてみてくださいね。
特別御開扉は11月30日までです。
また、瑠璃堂の特別御朱印も釈迦堂にて授与されています。
延暦寺・瑠璃堂(特別御開扉)
<アクセス>
●比叡山内シャトルバス「西塔」下車、徒歩約15分
●西塔駐車場より、徒歩約15分
<比叡山内共通券>
●大人 1000円
●中高生 600円
●小学生 300円
<拝観時間>
●9:00~16:00
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