7年がかりでつとめる天台の荒行、千日回峰行に臨んでいた
比叡山の行者・釜堀さんが、昨日、行を達成しました
「千日回峰行」は、比叡の山中などを合わせて千日にわたり、
巡拝して回る荒行で、7年がかりで歩く距離は、地球1週分にあたる
およそ4万kmに達します
昨日も暗いうちから、およそ30kmの山道を歩き通した釜堀さんは、
午前9時前、しっかりとした足取りで無動寺谷の明王堂に到着し、
7年におよぶ過酷な行を満行しました。
釜堀さんは、37歳で千日回峰行に入り、おととしには、9日間に
わたって不眠・断食で不動真言を唱える「堂入り」、今年に入ってから
京都市内を1日およそ80km、100日間歩く「京都大回り」など、
命がけの行を乗り越えてきました
無事、行を終えた釜堀さんは、満行を見届けた信者らに一人ひとりに
数珠をあてて加持を授けました。
千日回峰行を達成したのは、戦後14人目となります。
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