本日は、五山の送り火。 大文字さんの日です
昨年は結構な雨が降り、どうにか灯ったもののほんとんど見えない
状態でしたが、今年は夜に雨が降らないといいのですが。
さて、この行事はお盆に帰って来られているご先祖様をお送りする
ために、山に火を灯します。
だから、8月16日と決まっているわけですが、過去にはこんな
不届きな送り火もどきがあったので、ご紹介してみたいと思います。
プロ野球・阪神タイガースの18年ぶりリーグ優勝に沸いた平成15年。
火床に浮かび上がったのは「大」の文字ではなく、阪神タイガースの
「HT」マーク
当時の京都新聞によると、「事件」が起きたのは優勝へマジック2と
せまっていた9月13日。
「阪神の快進撃にあやかろう」と、京都市や宇治市のフリーターや
学生およそ25人が懐中電灯を手に山に登り、光の文字を描いた
のだそうです。
当然、大文字保存会の人たちはカンカン
火床の中心は、保存会会員らが所有していることもあって、下山して
きた若者たちを、警察署員と一緒に厳重に注意したのだとか。
保存会の会長は「地元にとっては神聖な山。大変困ったことで、
今後は絶対やってほしくない」と、あまりのデリカシーのなさを嘆いて
たそうです。
きちんとお盆の大切な行事だということが分かっていれば、こんな
ことにはならないと思うのですが・・・。
京都府内の人間なら、その辺も学習要領に取り入れるべきだと
思いますね。
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