祇園祭雑学1 山鉾巡行順にはワケがある! | 京こね☆ニュース

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本日、祇園祭・前祭の巡行が行われました音符

 

まさしく、『動く美術館』ビックリマーク といっても、暑いのでテレビで観覧爆  笑

 

さてさて、巡行はくじ取り式が行われて、その順番が決まります。

 

これが今年の巡行順↓

 

 

赤字は「くじ取らず」といって、あらかじめ順番が決まっているもの。

 

ただし、四条傘鉾と綾傘鉾は、毎年7番か15番のどちらかとなります。

 

では、他のものは全てくじで決まった順かというと、実は2つのポイント

 

があるんですよねぇ。

 

それがこちら。

 

①9、13、17番目は、月鉾・鶏鉾・菊水鉾のみのくじとする。

 

②残りの山は、「鉾1つ+山3つ」もしくは「鉾1つ+山2つ+傘鉾1つ」

 のどちらかでひとまとめとする。

 

というのを頭に入れて、今年の巡行順を再度見てみましょう。

 

いかがですかはてなマーク 4つ区切りにするとよく分かりますよね。

 

この規則正しく並んでいるのこそ、巡行順のワケです。

 

ワケは、巡行を美しくみせるため。

 

鉾ばっかり続いたり、山だけが続くと美しくないですよねぇ。

 

室町時代の1500年頃から、くじ取り式が始まったそうですから、

 

その頃から、「見せる」ということが意識されていたんでしょうねぇ。

 

すごいですおねがい

 

 

 

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