京都市の繁華街・祇園で通行人ら19人が死傷した暴走事故から
5年となった昨日、現場近くの寺で犠牲者を追悼する法要が
営まれました。
事故は2012年4月12日、京都市東山区の四条大和大路交差点
付近で、軽ワゴン車を運転していた当時30歳の男性がてんかんの
発作を起こして車が暴走し、通行人をはねるなどして、この男性を
含む7人が死亡、12人がけがをしたものです。
昨日午前11時、お寺で営まれた法要には、地元の商店主らが
参列し事故の犠牲者を追悼しました。
境内の保育園に通う園児らおよそ50人も法要に加わり、事故から
1年たって安置された地蔵に向かって交通安全の大切さを感じながら
それぞれ手をあわせていました。