京都マラソン記念3 霊山のはずが怨霊さまよう地に | 京こね☆ニュース

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京都マラソン記念、第3弾。


本日は15km地点、大徳寺の南西にある船岡山から。


霊山のはずが怨霊さまよう地に


船岡山は標高112mの小高い丘で、山裾から山頂までわずか5分


ほどで登ることができます。


平安京ができる際、船岡山を霊山とし神が宿る山と崇められました。


都の中心を走る朱雀大路の北の拠点ともされ、邪気から都を守る


魔物封じの霊山とされていたのです。


しかし、平安時代後半になると、「蓮台野」と呼ばれる葬送の場となり、


都の人々の死体がここに捨てられるようになりました。


また、保元の乱には処刑場となり、応仁の乱では西軍の砦が


築かれた場所で、多くの戦死者が積み上げられるようになって


いきました。


そのため、怨霊がさまよう場所として敬遠されるようになったのです叫び


現在は、山頂には織田信長を祀る建勲(たけいさお)神社が


創建されましたが、ひっそりと静まり返った境内は、どこか幽玄な


雰囲気が満ちる心霊スポットとなっているようです。




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