断食 (食べない)
断水 (飲まない)
不眠 (眠らない)
不臥 (横にならない)
で、9日間お堂にこもる比叡山の難行「堂入り」に挑んでいた
比叡山延暦寺一山善住院住職の釜堀浩元さんが水曜日未明、
行を終えて堂を出ました。
千日回峰行では、山中を700日歩いた後、お堂に入り、
9日間、断食・断水・不眠・不臥で不動明王真言を10万回唱えます。
眼下に夜景が広がる山中午前0時45分ごろ、釜堀さんは明王堂を
出て、僧侶らと最後のお供え用の水を汲みに行きました。
その後、堂内に戻って行を勤め、午前2時ごろ出堂しました。
両脇を僧侶に支えられながらも、足取りはしっかりしていたようです。
達成した行者は戦後13人目。
釜堀さんは今後、不動明王の化身とされ、「当行満阿闍梨」と
称されます。
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