2011年に国王夫妻が来日されたブータン王国。
『幸せの国』
として、小さい国土ながら、一躍日本で有名になった国です。
さて、京都市山科区にある阿含宗本山の境内にブータンの仏教を
伝える新しいお堂が建立されました。
阿含宗の管長やブータンの僧侶らが堂内に入り、「ブータン堂」の
完成を祝う落慶法要が営まれました。
1年がかりで完成したお堂は、延床面積150㎡ほどで、
およそ20年前から阿含宗の僧侶が修行のためブータンを
訪れるなどの交流があることから、今回、ブータンの仏教を
伝えようと建てられました。
堂内には、釈迦如来やブータンの仏像などが安置されている他、
装飾はブータンの職人が手がけ、現地の寺院と全く同じ様式で
建立されました。
集まった信者たちは、静かに手を合わせて完成を祝っていました。