昨日のお話の続き。
山口晃さんが描いた『邸内見立洛中洛外圖』。
クスッと笑えるものもあれば、うーん、この意味なんだろう
というものもあります。
今日は、その中から2つご紹介したいと思います。
まず1つ目。
吉田神社 三千百三十二
三千百三十二とは吉田神社のことを指しているのですが、
この意味は分かりますか
吉田神社の末社・斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう) には
延喜式内社全3132座の神様が祀られています。
なので、ここに参れば、全国の神社全てに参ったのと同じという
ご利益が得られることになるのです。
次、2つ目。
この意味は
平安神宮は、平安遷都1100年を紀念して、平安京の大内裏を
復元してつくられたものです。
ですが、復元といっても同じ大きさではつくることができず、
その縮小が5/8というわけなんですね。
いかがでしたか
2つの謎を解くことはできましたか?
分かったあなた、かなりの京都通かもしれませんよ