ジブリと京都 | 京こね☆ニュース

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宮崎駿監督が、現在放映中の映画「風立ちぬ」をもって、引退されることが


発表されましたね。


ちょうど、私が生まれた年・1979年に「ルパン三世 カリオストロの城」で


監督デビューされ、「風の谷のナウシカ」 「となりのトトロ」など、多くのファンを


魅了してきましたラブラブ


私も映画館で観ましたが、特に「千と千尋の神隠し」は、ベルリン国際映画祭の


最高賞「金熊賞」と、アメリカ「アカデミー賞長編アニメ賞」を受賞し、


その名を世界中に響かせました。



そんなスタジオジブリが、京都の下鴨神社とコラボレーションしたのは、


ちょうど1年前。


「方丈記」で有名な鴨長明が、下鴨神社の神職の生まれであることから、


「方丈記」800年を記念した「鴨長明方丈と賀茂御祖神社式年遷宮資料展」が


2012年10月1日より開催されました。



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       ↑ その際のチケット


下鴨神社の重要文化財である神服殿では、ジブリのスタッフが鴨長明や


藤原定家などをモチーフとして作成したイメージボード、キャラクター設定、


美術ボードといった約300点が展示。


空間のプロデュースもスタジオジブリによって行われました。


そもそも、この展示は2008年に神奈川近代文学館で開かれた


「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」で展示された、架空の


アニメーション映画企画の1つで、京都で再び公開されたのです。


あくまで 『架空』 であって映画化されたわけではありませんが、


あのジブリが実際に起こった日本の歴史を描く。


美しく、そして壮大な世界を観ることができたのを覚えています。



さて、宮崎駿監督の引退は残念ではありますが、スタジオジブリとしては


多くの人たちを魅了する映画をこれからもつくっていってほしいものですニコニコ