はあい!
思ってた以上に「ファイナルドラフト」(Netflix)が面白くて驚いたカイルです。
ここからエピソード3の感想・ネタバレレポです。
それにしても、いくら番組名が「ファイナルドラフト」とはいえ
こんな残酷なシナリオをよく考えたな…と思います。
海外の番組で似た設定のものがあったりするのかな…
前半は、「うんてい」バトルです。
やはりうんていは、腕力がものというのと、
今回は「高身長」だと有利な展開になっていました。
なので、3名残った女子勢が全員脱落…残念…
でも、男女まったく差がないバトルなので、
仕方ない面もあるとはいえ、なかなか厳しい条件ですよね。
驚いたのは、高身長の元野球選手がスイスイと
長い腕を伸ばして制覇したこと。
もちろん、背が低くても腕力とバランス感覚に優れた
アクロバット系の選手や柔道家も高スピードで制覇。
そして、お笑い担当?というわけではないですが
唯一の現役選手の格闘家が、最後の着地に失敗して
顔面を床に打ち付けて脱落。
なんと差し歯が抜けてしまって、最後のお別れは
歯が抜けた状態でした…
そして、20人は14人に減少します。
7人ずつ、「上位の園」と「下位の園」に分かれて
居住空間も食事もまったく違います。
今回、下位から上位に移動できたのは1人だけ。
上位から下位に転落したのは2~3名ほど。
これまでの競技のスコアが全部反映されるので
なかなか逆転は難しそう。
…これって、一度下位になってしまうと、
努力してもなかなか上位にはいけない…
なんだかとっても残酷な、現実世界というか、なんというか…
そういえば今年のアカデミー賞作品「アノ―ラ」も
社会の底辺で生きる人たちが
どんなに頑張ってもそこから抜け出れない…
みたいなテーマでした。
(「アノ―ラ」はちょっと違うけど、監督は一貫してそういう作品が特徴ですね)
そして、さらに残酷なのは…
この時点で1位と2位の人が、
それぞれ6人ずつを選んでチームを作る、という設定。
選ばれなかった2人は、その場で競技もせずに脱落…という残酷な仕組み。
せめて競技ができて、結果脱落ならともかく
「選ばれなかったら脱落」って、選ぶほうも、選ばれるほうも、めっちゃツライ。
本当に「ドラフト」なんですね…
残酷すぎる…
そして、朝イチでドラフト選択があればよいのに、
中途半端に時間があるので
各選手は、1位と2位の選手に自分をアピールしにいきます。
カバディの選手などは、カバディ自体がマイナーなスポーツなので
どういう身体能力があるかがわかりにくく
選ばれないのではないか、と不安を抱えます。
2位の選手(元柔道選手)は、
「自分よりも1位の選手(元プロ野球選手)が人気あるんだろうなあ」
と悩んだりします。
そのあたりの政治だったり、心理戦だったり…
ただの筋肉バトルじゃなくて、様々な要素が含まれてて
「凝ってるなあ」と感心しました。
ちなみに、ドラフト制なので
1位と2位の選手は、それぞれチームに選ぶ選手を公開使命します。
2人とも、最初の一巡目は、元アメフトの栗原選手が指名されました。
うん、納得。
パワー、スピード、身長、体格、身体能力、どれも兼ね備わってますね。
37歳大人気! しかも金子賢似のイケメン。でも性格どうなんだろう・・・(笑)
それでは、
なかなかこんな残酷な展開はないよなあ、
と思いながらSparklingなひとときを!