はあい!庶民派セレブになりたいカイルです。

昭和歌謡ブームがきているということで、とてもSparklingな日々。

さて、第一弾が聖子ちゃんだったので、

次はやっぱり明菜でしょう!

年末のディナーショーもいけるといいな。

 

聖子のシングルは固定された作家が目立っていた

(松本隆、三浦徳子、ユーミン、細野晴臣、財津和夫、小田裕一郎)

のに対して、バラエティに富んだ作家を起用していると思います。

特に後半期はマイナーな作家さんが多く、

「Fin」以前は大御所の起用が多かったけど、

それ以降は挑戦的な作家さんが多い。

特に「TATOO」なんてあんなにヒットしたのに、

大御所さんではない作品だったということが

今回改めてわかって興味深かったです。

当時の明菜は、自分自身が強い権力をもっていて

シングル曲を作れていたのかなって思います。

 

1 スローモーション 来生えつこ 来生たかお 船山一基
2 少女A       売野雅勇  芹澤廣明  荻田光雄
3 セカンドラブ   来生えつこ 来生たかお 荻田光雄
4 1/2の神話    売野雅勇  大沢誉志幸 荻田光雄
5 トワイライト   来生えつこ 来生たかお 荻田光雄
6 禁区       売野雅勇  細野晴臣  荻田光雄・細野晴臣
7 北ウイング    康珍化   林哲司  林哲司
8 サザンウインド  来生えつこ 玉置浩二  瀬尾一三
9 十戒       売野雅勇  高中正義  高中正義・荻田光雄
10 飾りじゃないのよ涙は 井上陽水 井上陽水 荻田光雄
11 ミ・アモーレ   康珍化   松岡直也  松岡直也
12 SAND BEIGE    許瑛子   都志見隆  井上鑑
13 SOLITUDE     湯川れい子 タケカワユキヒデ 中村哲
14 DESIRE       阿木燿子   鈴木キサブロー 椎名和夫
15 ジプシークイーン 松本一起  国安わたる 小林信吾
16 Fin       松本一起  佐藤健   佐藤準
17 TANGO NOIR    冬杜花代子 都志見隆  中村哲
18 BLONDE      麻生圭子  外人    中村哲
19 難破船       加藤登紀子  加藤登紀子 若草恵
20 AL-MAUG      大津あきら 佐藤隆   武部聡志
21 TATOO       森由里子  関根安里  EUROX
22 I MISSED THE SHOCKED  QUMICO FUCCI   QUMICO FUCCI EUROX
23 LIAR       白峰美津子  和泉一弥   西平彰
24 DearFriend     伊東真由美  和泉一弥   和泉一弥
25 水に挿した花    只野菜摘   広谷順子   西平彰
26 二人静      松本隆    関口誠人 井上鑑
 
■作詞家
売野雅勇 上智大
加藤登紀子 東京大
森由里子 フェリス女子大
冬杜花代子 早稲田大
大津あきら 慶応大
松本一起 慶応大
来生えつこ 女子美短大
松本隆 慶応大中退
井上陽水 九州歯科大失敗
阿木燿子  明治大
康珍化 早稲田大
 
■作曲家
都志見隆 ブルックリン音楽大
佐藤隆   中央大
武部聡志 国立音大
林哲司  日本大
細野晴臣 立教大
来生たかお 城西大中退
大沢誉志幸 駒澤大
タケカワユキヒデ 東京外語大
 
■編曲家
西平 彰 慶応大
小林信吾 出身大不明
荻田光雄 慶応大
瀬尾一三 関西大
船山基紀 早稲田大
井上鑑 桐朋学園大(都立青山校卒)
 
ふー、調べるの、大変だった(笑)。
いくつか「おー!」と思う点はあるけど
「1/2の神話」が大沢誉志幸というのがびっくり!
名曲「そして僕は途方に暮れる」や
沢田研二の「お前にチェックイン」とは
だいぶ違う趣。
駒澤大出身というのも、
キャラと比較して地味でびっくり(笑)。
 
そして、聖子とは異なる作家を起用しているのも明らか。
ふたりに共通しているのは、
全盛期のシングルに限定していえば
・タケカワユキヒデ
・松本隆
ぐらいかな。松本隆にいたっては「二人静」なので、ちょっと別モノと考えていいかも。
タケカワユキヒデ、東京外国語大で珍しい国立大出身ですね!
 
また聖子ちゃんが慶応・立教が目立ったのに対して、
ついに早稲田・明治・中央あたりが登場してきたのも、
都会的・リゾート的でおしゃれなイメージ作りの
聖子ちゃんとは違うアプローチなのかも。
でもやはり慶応・上智・フェリスといったあたりで、おしゃれ系が主流ですね。
 
慶応といえば、編曲家の大御所、荻田光雄の登場も目立ちます。
彼は珍しく理工学部出身。
東京の大学出身が多い中、瀬尾一三の関西大も個性的。
編曲家は、聖子と全然傾向が違うところが面白い。
(聖子ちゃんは、大村雅朗、松任谷正孝がほとんどを占める)
 
今後ほかの作家さんもアップしていくんだけど、
それにしても慶応が目立つのです。
うーん、どういう背景なんだろうなあ。
 
そんな明菜と、そして聖子のシングルセールストップテンの比較はこちらから
 
そんな明菜の幻の20176年末ディナーショーの様子はこちらから
 
では、今宵も昭和歌謡とともに…SeeYou Sparkling!