EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その243〜さらばEXPO2025ラッピング電車! | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の二本目です。




「大阪・関西万博」開幕500日前から「JR大阪環状線・ゆめ咲線(桜島線)」などを走って来た万博ラッピング列車。


これが昨日ラストランを迎えた、というニュースがありました。NHK大阪ローカル「ほっと関西」2025(令和7)年10月29日放送より。




このラッピング列車は、環状線で幾度となく見かけ、乗車することが出来たもの。登場は開幕500日前から、とのことですが、最初見た時にはええっ、これホンマに出たんか…などと思ったのですが(汗)



人間というのは不思議な?もので、そうはいえどこれを見る度に段々と慣れて来たのでした。そして開幕。日に日に人気を増す初春頃から、大団円で閉幕した万博。そら寂しくもなります。わたしも勝手なものです(苦笑)


この後はラッピングを剥がされ、もとの車両に戻されることになっています。



ただ、あの万博にまつわるものが次々と姿を消す、というニュースに接すると、実にさみしくなります。これが「万博ロス」なんでしょうね。朝日大阪朝刊 2025年10月30日付け 30面(社会面)より。




ところで、昨日の夕刊にも気になる記事を見つけました。映画監督の河瀨直美さんがプロデューサーを務めた、シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater-いのちのあかし」の、その後について。

奈良、京都で廃校になった校舎を万博会場の夢洲に移築し改装の上、対話型シアターとして再生。まったく初対面のふたりが、テーマに沿って対話するという、万博では人気のパビリオンでした。朝日大阪夕刊 2025年10月29日付け6面(社会・総合面)より。


しかしながら、一時は決まりかけていた再移設計画が頓挫。このままだと、他パビリオン同様に取り壊しになってしまう、というのです。

わたしはここまで、2回入場することが出来ました。2025年5月9日訪問、7月5日アップ。

6月13日訪問、9月14日アップ。





「いのちのあかし」は、対話型シアターの良さもさることながら、なにより、パビリオンとして大阪の地で生まれ変わった古い校舎は、万博がなければ解体されていたはずのもの。




木の温かさに抱かれ、多くの児童や生徒たちが学び舎として親しんだ思い出の残る校舎。この黒板に残されたメッセージなどを見ると、胸が熱くなります。



しかし…そう知ると大変心配になります。せっかく再生して、それも万博ではたくさんの人々に触れられ、懐かしがられたはず。


ノスタルジー、だけでどうにかなることではないのでしょうが、これがこのままなくなる、というのは万博の理念から鑑みるとするならば…などと感じます。難しい局面なのでしょうが、大変もどかしい気持ちになります。




今日はこんなところです。