みなさんこんにちは。前回からの続きです。

4月13日(日曜日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。8回目となった5月3日(土曜日)の訪問記をお送りしています。夕暮れの大屋根リングより。


さて、ベトナムパビリオンから大屋根リングを大回りしてやって来たのは「いのち動的平衡館」。「シグネチャーパビリオン」と呼ばれるそれでした。
今般の万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」から「いのち」を主題に、各界の著名人がプロデューサーを務めるという、これまでの万博にはなかった、斬新な趣意のパビリオン群です。

8回目の来場にして、まずはそのひとつ「いのち動的平衡館」というパビリオンに入場することが出来たのでした。万博公式サイトより。

パビリオンのプロデューサーを務められているのは、福岡伸一さん。京大で農学博士を修め、青山学院大学の教授をされている生物学者の方です。

パビリオンの名称にある「動的平衡」についての解説。なかなか哲学的で、難しそうな感じがするのですが。

ただ、生命の進化ということと、38億年にわたる人間のあるべき本質「利他」の生命史を体験してみよう、というもの。どのようなものなのでしょうか。

パビリオンの目玉は、展示室中央に設置されている「クラスラ」という装置。32万球の粒子状となった光りが、その38億年にわたる生命史を映し出すのだとのこと。
紹介ページだけでも、これはすごそうです。
真っ暗闇の中、ショーははじまりました。
いや、しかしこれはすごいのひとこと。
なんといいますか、動物たちが生き生きと走り出す姿もさることながら。こういったものを森羅万象というのかも知れません。
言葉では説明が難しいものでも、このように目に見えるようにして頂いたら、おお〜っと感嘆してしまうもの、とよくわかりました。
こうなると、他のシグネチャーパビリオンもどのようなものなのか、大変気になります。

大屋根リングの真下は観客が自由に歩けるようになっているのですが、海に張り出すこのあたりからは立ち入り禁止になっていることをはじめて知りました。


ただ、そこは会場内を循環するバス「E-Mover」の順路になっているという。徒歩ではなく、バスの車窓から眺めるリングはどのようなものなのでしょうか。
近いうちに一日券で乗ってみようと思います。

まだ日は高いのですが、今日は夕方から所用があったので、ここでお開き。夢洲の駅も、この時間ですのでうそのようにがらがら。
朝とのあまりの差にびっくりします。

それでは本日、5月3日のまとめです。
長田08:05→夢洲08:41
普通夢洲ゆき⑥7308(近鉄車)
08:50 東ゲート並ぶ
09:30 東ゲート通過
09:40「ドイツパビリオン」並ぶ
09:45「ドイツパビリオン」入場
10:30「ドイツパビリオン」退出
10:50「ベトナムパビリオン」並ぶ
11:00「ベトナムパビリオン」入場
11:40「ベトナムパビリオン」退出
以降、大屋根リングを反時計回りに散策
12:30 シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」並ぶ
12:45「いのち動的平衡館」入場
13:10「いのち動的平衡館」退出
以降、シグネチャーゾーン・エンパワーリングゾーン付近を散策
13:40 東ゲート付近のおみやげ屋を冷やかす
14:15 東ゲートより退出
夢洲14:26→長田15:03
普通長田ゆき⑥408-02
5月3日(土)開幕21日目/8回目来場
総入場者∶12万0696人
(一般∶10万2810人 関係者∶1万7886人)
それから1月半経過した現在が、平日でも15万超えの日が連続するようになり、パビリオンや展示館の事前予約、当日予約も取りにくい状況になるとは、知る由もなかったのでした。

今日はこんなところです。