みなさんこんにちは。前回からの続きです。

13日、大阪湾岸の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開幕した「2025年大阪・関西万博」。その初日の訪問記をお送りしています。


さて、9時前にはじめて足を踏み入れた会場。どこからどのようにして回るかというところですが、入場した東ゲートから歩を進めますと、突き当たるのが「大屋根リング」です。


世界最大の木造建築物、ということで先日にはギネス認定もされたそうですが、実際に目の前にすると、よくこのような大きなものを拵えたな、というのが実感です。
建築の類では、木の温もりやその香りは他のなによりをも上回るものでしょうが、そういった点からもこれは考えたなと思えます。


しかし間断なく風と雨が吹き荒れて、めちゃくちゃ寒いのなんの!
なにしろ海上にある会場(洒落ではありません)ですので、遠慮会釈などありません。海をはさんだ近くのUSJも似たような環境ですが、4月も半ばとは思えぬほど。

そんな中、大屋根リングを抜けた突き当たりに見つけたのが「アメリカパビリオン」。「大阪・関西万博」最初に訪問するパビリオンはこちらにすることにしました。

ではここからは、観覧の様子をどうぞ。


こちらも木がメイン。雨に湿った独特のいい香りがします。アテンダントさんによると、万博会期後は、再利用されるのだとのこと。


10分ほどの待ち時間で館内へ誘導されます。

パネル展示に続いては、大画面に展開される、アメリカのイメージ映像の上映。


お、大谷選手です。日本人としては誇りの存在。かの地でもヒーローなのはすごいこと。

映像上映に続いて、宇宙開発にまつわる展示。




こういった分野は、アメリカが随一ですね。



そして、ロケット発射から宇宙旅行を体験出来る別室。これはおもしろかったです。


ところで、順路の最後にさしかかると、なぜか列が動かなくなりました。
みなさん、立ち止まっているようなのですが。



なんと、あの「月の石」の本物が展示されていたという。これはびっくりしました。ただ、見る限りはただの石、です(苦笑)


55年前、1970(昭和45)年に開催された先の「大阪万博」では、これの展示が最大の目玉だったというのは有名な話しです。
実はこれとは違う個体は「国立科学博物館(東京都台東区)」で所蔵されていますし、もっといえばひとつ前の「愛知万博(愛・地球博)」でも粉砕されたものが展示されています。どちらも見たことがありますが、ロマンはありますね。


さらに、パビリオンや展示館を回ってまいります。
次回に続きます。
今日はこんなところです。