春まだ浅き韓国ソウルをひとり旅2025〜その16 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。 

先月中旬、頂いた連休で実に14年ぶりの韓国・ソウル周辺をひとり旅した際の道中記をお送りしています。




旅は第1日目(2025年3月17日)です。
仁川空港から、いよいよ「ソウル駅(서울역 Seoul-yeog ソウルリョク、ソウル特別市龍山・中区)」にやって来ました。


開業は、1900(明治33)年だとのこと。
当時、朝鮮半島は日本の保護国下にあり、その技術で各地への鉄道建設が進められていた頃。

その頃も、朝鮮半島では最も発展していたここソウル(当時は「京城=けいじょう=」と称していた)から鉄道網の整備が進むに連れ、各地と結節するようになったのでした。いまも昔も一大ターミナルです。



韓国自慢の超特急「KTX」も、ひっきりなしに各地への列車が発車して行きます。

ホームは、先ほどまで乗って来た空港連絡鉄道や地下鉄とは別になっていますので、また後でじっくり見に行くことにします。楽しみです。


さて、時刻は13時を過ぎていました。
朝が早かったですし、軽食然とした機内食だけではお腹も空いています。
広々としたコンコースの一角に見つけたコンビニで、当座の昼食を調達することに。

レジに並び、ジュース(2300ウォン、約240円)と、おにぎり(1600ウォン、約170円)を買い求めます。中身がわからぬので、あくまでジャケ写買い?だった、韓国初の買い物でした。



キンパ、という英語表記だけはわかったのですが、キムチおにぎりのよう。


思ったよりもあっさりしたキムチがどっさりと入っていました。日本人としては、コンビニおにぎりというだけで安心します。



こちらは、イラスト通りにオレンジジュース。甘さは控えめの、飲みやすいものでした。

やはり、韓国での料理は日本人の嗜好に合うものが多いのだなと、前回14年前にも感じたことを思い出しました。



ところで、くだんのコンビニから通路をはさんだ場所には、椅子の並んだ休憩場所が。

座っている人々が凝視していたのが、そこに設けられていたテレビで流れるニュースでした。日本でも地方駅に行けば、このような街頭のテレビはよく見かけるのですが。


画面にちらちら映し出されていたのは、韓国・尹錫悦(윤석열 ユン・ソンニョル)大統領。ハングルは解せませんが、見るに、裁判所で審議が行われているところでしょうか。

昨年12月、国会の混乱を理由に突如として戒厳令を発令し、その後に逮捕・起訴された、というニュースは、日本でも大々的に報じられていたものでした。



帰国してから2週間後、韓国の憲法裁判所はその尹大統領に、大統領職を罷免するという判決を言い渡します。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年4月5日付け 1面より。



韓国政治のことは詳しくは存じませんが、罷免に反対する人々と、賛成する人々との対比が、日本国内でもニュースではさかんにクローズアップされていました。

表面上より韓国の世論というものは左右、実に複雑なものがあるのだなと感じた次第でした。



駅の東側に出て来ました。こちらが正面玄関口に当たります。

ガラス張りの大きな駅舎が印象的ですが、ここは14年前、ヨメハンと当時幼稚園児だったJD長女と旅した際に、観光の拠点として幾度か訪問した場所です。


あれからだいぶ年月が経ってはいますが、果たしてどのように変化しているのか。到着したばかりのソウルでは、まずその楽しかった家族旅行の思い出から回顧してみることにしました。


東口の北側には、当地では一大企業のロッテが運営しているアウトレットをはじめとした商業施設が複数入居しています。駅から引き続いて人通りも多いところ。


その奥には、巨大スーパー「ロッテマート」。品揃えが豊富で、訪韓する日本人観光客にも人気だといいます。


14年前。だいぶと雰囲気が違いますね。

韓国のお買い物はこちらでどうぞ!というような、観光客に向けた日本語表記が目立つなんとも実利的?な看板が掲げられているのにわたしたちも吸い込まれ、ここで韓国みやげの大半を調達出来たのでした。2011(平成23)年7月23日、ブログ主撮影。


引き続き、懐かしさが甦って来たこの駅前を、うろうろとしてみます。

次回に続きます。

今日はこんなところです。