みなさんこんにちは。今日の話題です。

読売大阪朝刊 2025(令和7)年3月1日付け 23面(大阪市内地域面)より。「2025年大阪・関西万博」夢洲会場のシンボルとなる「大屋根リング」。その工事が完了、諸官庁の検査を経て、博覧会協会に引き渡された、という記事。
巨大なリング内にパビリオンや展示館などの多くが立ち並ぶ姿は、今回の万博の特徴にもなっています。まだまだ、建物工事が途中のものも見られるのが、なんともたまりません。

前日夜のNHK大阪ローカル「関西845」放送より。こちらでは、実際に現場からレポートされていました。


大屋根リングの通路から手を振る小山アナウンサー。夕方6時の「ほっと関西」に出られている方ですが、これはどのあたりか。

このあたりからでした。豆つぶのよう。


世界最大級の木造建築物、という「大屋根リング」は一周が約2km、高さは最高20m。通路の幅は最大で30mあるとのこと。
わたしのすこぶる苦手な数学の円周率などを苦労して?ひもとくと、直径は約636mあまり。
ニュースや新聞などでは、上空からの様子を捉えたものばかりですので、数字に直してみるとなおのこととんでもない大きさに驚きます。

さまざまなパビリオンや展示館などが、その大屋根リングのまわりに展開しています。言うても開幕まで今日で40日、ということですから、それも頷けます。
短期間にこれほどたくさんの建物建築に当たられた関係者のご苦労たるや、大変なものだったに違いありません。頭が下がります。

今回の万博は、史上初めて四方を海に囲まれた会場での開催になるのだとのこと。
ゆえ、未来社会の街々と海の自然とを、両方楽しめるというもの。海側には建物はありませんので眺めは良さそうやなと思えます。

このカットを拡大。会場へ唯一乗り換える鉄道「OsakaMetro中央線 夢洲駅(大阪市此花区)」の位置はこうなるでしょうか。
会場「東ゲート」のすぐ間近に駅はあります。


本題に戻ります。
2kmにも及ぶリングからは、一定の間隔でその内側に降りることの出来る階段やエスカレーター、エレベーターが設置されています。
大屋根リングを散策しながら、目立つパビリオンや展示館などを目指して近くからアクセス出来る、ということがコンセプトだといいます。
これは、20年前の「愛知万博(愛・地球博)」でも同じような仕組みの歩道がありました。
「グローバル・ループ」という愛称で、各ゾーンを経由しているというもの。
広い会場内の行き来には便利だった記憶があります。果たしてこのようなにぎわいが再現なるのでしょうか。2005(平成17)年9月25日、万博閉幕日にブログ主撮影。


海水が引き込まれ、水上ショーも出来る水辺になっているではないですか。このあたりは、海に面した特徴を活かしているなと感じます。
どんなショーをやるのでしょうか。海のすぐ向こうにある、人気テーマパークの「ウォーターワールド」を思い出してしまったのですが。あれは何回観ても面白いです。余談でした。

ぴあから初めての万博ムック本が発売され、テレビCMも頻繁に目にするようになった、今日この頃。
あとは、徐々に明らかになって来るであろう、パビリオンや展示館などの詳細でしょうか。
中身がわかれば、関心も向いて来るのでは…と感じるのですが、どうでしょうか。
今日はこんなところです。
(出典①「朝日新聞 あさいち2025年3月号」)