みなさんこんにちは。前回からの続きです。
断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について少しはさませて頂きます。

延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。
事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(ー・ー)、さらに大東市をかすめる(ー)付近の定点観測をするということをしています。大阪モノレールホームページより。

⑬地点にやって来ました。スタートの①地点からは3、400メートル南に下ったあたり。
奥の高架「近畿自動車道(近畿道)」本線から「東大阪北インターチェンジ」の流出路が地上の「府道大阪中央環状線(中環)」に向けて、東側に張り出しはじめる箇所です。

この間を縫うように、モノレールは走ります。


その狭間に据え付けられる支柱のひとつ。
本線と流出路をまとめて越すために、高さが出来ることが予想されるのですが、気になるのはビームが延びるこの頑丈な鉄骨。そういった理由からでしょうか。⑭地点。

続いて、⑮地点。「河内三島東」交差点です。
手前の生活道路に入りますと、鴻池新田の住宅街に入り組む下町が広がります。
上の場所から、中環を西に渡った⑯地点。
インター流出路が頭すれすれというところ。
モノレール本線はこの流出路と地平の中環南ゆき、近畿道本線の間を、それらよりさらに高いレベルで乗り越えて行きます。
先ほどのビームが延びる基礎の全景がわかりますが、ここも前回とはあまり変化はなし。どのような支柱になるのか、見ものです。
回れ右しますと、すでに完成している6連の支柱がずらり並んでいるのが、この場所。
手前までのインターチェンジ流出路を越えなければならないために、高さは隣の近畿道本線のそれを大きく上回っています。こちらも完成からは早くも数ヶ月は経過しました。
さらに歩道を渡り、⑰地点。
この中洲部分には気になるものがあります。歩道の南側、駐車場の北端に当たるこの場所に、並ぶバリケードです。
他では支柱基礎工事があちこちで開始されていますが、ここは地盤の関係で他とは工法の差異があるため、とモノレール社員さんに伺ったのですが。どうも、気になるこの基礎工事です。
この南側では、この6連に続くことになる支柱の基礎工事が今月から開始になりました。
定点観測している毎度の場所から、引き続き北、南ともに支柱建設の工事は進んで行くようです。2ヶ月空きましたが、今後も楽しみです。
次回はどのような進捗が見られるでしょうか。
今月はこんなところです。