こんなニッチなものを!「川崎車両 鉄道車両室内銘板メタルキーホルダー」ガチャガチャを発見!その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



先日、馴染みのガチャガチャ店舗で発見したこの「川崎車両 鉄道車両室内銘板メタルキーホルダーコレクション」なるシリーズについて取り上げています。1回500円で、全6種類。



さて、今日はこちらから。

四番目のキーホルダーです。平成元年製造。




昭和31年製造のそれからはじまったこのシリーズですが、いよいよ平成年間に入りました。


そのはじまりは、前年の昭和63(1988)年から登場した、平行四辺形を思わせる、このあたらしいデザインの銘板でした。かっこいい。




先日記事から触れております京阪電車では、京都・洛北につながる「鴨東線(おうとうせん)」開業に合わせて1989(平成元)年にデビュー。



伝統の「テレビカー」のみならず、当時最先端だったカード式公衆電話を搭載。眺望を楽しめる格段に大きな側面窓に、絶大な人気を博した「8000系」が印象に残るものです。七条にて。



後年には、テレビは衛星放送が受信出来るものに装換。1998(平成10)年には「二階建てダブルデッカー」を全編成に増備。出典①。




さらに、2017(平成29)年7月には、京阪電車史上初の座席指定車両「プレミアムカー」もそれに加えて連結。淀屋橋ほかにて。


そういったことで、国内の民鉄ではトップクラスの豪華さを誇るようになった「8000系」。デビューから早や35年が経過しましたが、いまなお京阪電車の看板車両です。




それでは今回も実際のものと比較してみます。ただ、京阪電車のことをさんざん言っておきながら銘板は「OsakaMetro中央線20系」です。


Metroファンの方、失礼いたしましたm(_ _)m




「OsakaMetro中央線20系」というと、今年最初の記事でも詳しく取り上げました。


「VVVFインバータ制御」という、これまで実用化が困難だった交流電源を使用した、軽量で高性能な制御方式を、国内の高速鉄道としては最初に採用したという、鉄道業界では歴史に残る車両です。1984(昭和59)年にデビュー。



主に地元路線でもある「中央線」、相互乗り入れしている「近鉄けいはんな線」で長年活躍し、2024(令和6)年に引退しました。荒本にて。


ところで「OsakaMetro」は、前身の「大阪市交通局」時代から新型車両を投入するに当たっては、公営事業者という観点から、同じ形式でもひとつの鉄道車両メーカーだけでなく、国内の他のメーカーにも可能な限り、均等に発注をかけることでも知られていました。




「20系」も川崎重工以外には日立製作所、近畿車輛、日本車輌、そして東急車輌が製造元。国内の全主要メーカーが手掛けていたのでした。


本題から外れますが、日立製作所で製造された二種。やはり、こちらも製造年の違いで銘板のデザインが異なります。趣味的に見ても、これはなかなか興味深いものがあります。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①くずはモール SANZEN-HIROBA「平成・令和時代における京阪電車のフラッグシップ 8000系展」展示)