
おらが街「東大阪市民美術センター」で今夏に開催された、特別展「みんな大好き!近鉄電車のデザイン」を訪問した際の様子をお送りしています。

本展示をじっくりと拝見しているところですがおっ、次はポスターの展示です。
東大阪市内にある奈良線の駅の数は、11駅。グーグル地図を加工。
大阪市内を抜けて、東大阪市内に入った最初の駅は「布施駅(ふせえき)」。
布施・河内(かわち)・枚岡(ひらおか)の3市が合併して誕生した東大阪市ですが、それを構成していたこのあたりの所在地「布施市」は戦前にはすでに市制を敷いており、映画館が立ち並ぶにぎやかなところだったそうです。

昭和30年代の布施駅。通過線が設けられているのはいまと同じですが、地平時代はそれゆえに構内は広かったのですね。
現在はそれぞれ線路は分離されていますが、起点の大阪上本町からは線路は共用されていたとのこと。多数の列車が輻輳する現在からは、想像もつきません。
市域の広い東大阪ですが、商店街も複数あり、このあたりは現在でも市随一の繁華街です。わたしは北の端っこ住みですので、このにぎやかさ都会さは同じ市内とは思えません(苦笑)


続いては、隣の「河内永和駅」。
近年になり「JRおおさか東線」が開業し、新大阪やうめきたエリアに直通出来るとあって、再開発が進められているところ。

「永和」はいわゆる瑞祥地名だったのですね。
しかし、これを「ながにご」と読ませるのははじめて知りました。
「和やか」は「にこやか」とも読みますし…

永和の次は「河内小阪駅」。準急停車駅です。

昭和40年代に入ってでしょうか。近鉄バスが起点に発着する、地域の拠点駅です。

やはり地平駅ですが、この駅を含む区間が高架化されたのは1977(昭和52)年のこと。わたしが小さい頃にはすでに高架でしたので、まるで違う駅のように感じます。

沿線の見覚えある建物で、ようやくここが小阪だとわかります。これはおもしろい。
次回に続きます。
今日はこんなところです。