みなさんこんにちは。今日の話題です。
大阪をはじめ、2府3県に路線を延ばす近鉄。
数多くの鉄道会社が合併しての広大な路線網を誇りますが、その母体会社となる「大阪電気軌道(大軌)」が現在の「奈良線」を1924(大正3)年4月に開業させて以来、今年で110周年の節目を迎えました。生駒、京都にて。

読売大阪朝刊 2024(令和6)年8月17日付け 23面(大阪地域面)より。
それを記念して、沿線でもあるおらが街の「東大阪市民美術センター」で「みんな大好き!近鉄電車のデザイン」と題した、特別展が今夏に開催されました。

「暮らしに密着した交通デザインの魅力を紹介」というテーマだそうですが、なにぶん1世紀を超える長い歴史。貴重な品々がさまざま展示されるようで、楽しみにしていました。

その中でも、いちばんの目玉だというのがこの長い長い布製の幕。解説には「車内案内駅名表示幕」とあるのですが、このようなものは見たことがありません。

開業当時に使用されていたものだというのですが、なにやら大変手が込んでいるもの。これは気になります。

青空のもと鹿が跳躍するイメージがさわやかな列車です。幾度か乗り合わせたことがありますが、デザインがとても素晴らしいと感じます。これが完成するまでの展示もあるとのこと。
そういったことで今日からは、この特別展を訪問した際の記録をお送りいたします。
実に歴史的で貴重な品々がたくさんでしたのでわたしの拙い補足も加えてまいれればと思います。よろしければどうぞおつきあいください。大和西大寺にて。

8月のとある平日。近鉄電車の特別展なのですが、花園の会場へはクルマで向かうことにしました。自宅からは15分もあれば到着出来ます。
同じ市内ではあるものの、中心部に位置する花園。このあたりまで来ると、生駒山はさながら青みずみずしい緑の壁面のようです。


会場のある「花園中央公園」に到着。
おらが街最大の緑地公園ですが、この「東大阪市花園ラグビー場」がある公園。
最寄り駅はくだんの「奈良線 東花園駅」です。


そのラグビー場の南側に、和風の装いが目につく「東大阪市民美術センター」はありました。
ここに施設があるのは知っていたのですが、訪問するのははじめて。といいますか今回、これが美術センターだとはじめて知った次第(汗)

次回に続きます。
今日はこんなところです。