みなさんこんにちは。今日の話題です。
今年度からデビューする、近鉄電車の新型一般通勤型車両「8A系」。先日、製造元の近畿車輛(大阪府東大阪市)でその実車が公開された、という記事をお送りしました。

昭和40年代に大量に製造された、丸みを帯びた経年の高い車両群を一挙に置き換えようという計画がなされています。五位堂、鶴橋にて。
https://youtu.be/aDZIZEBEzw8?si=5Wm8TXCv1e_dVrx0
ここからは、その様子を観察してみることにいたします。出典は「あべの経済新聞 近鉄一般車両8A系を輸送」ユーチューブ動画より。
おお〜出て来ました。もとより深夜ですが、その形やさまはよくわかります。
ところで、近畿車輛のあるおらが街と、近鉄の高安工場がある八尾は、実は隣接しています。
しかしながら、既存の鉄道を使っての輸送となると相当な迂回になるようで、このように大型トレーラーを用いての、交通量の少ない深夜帯に陸路で輸送されることが主になっています。

これまでとはまったく異なる新型車両ですが、塗装は、従来から親しまれているマルーンレッド(近鉄マルーン)と白(シルキーホワイト)。
よく似合っているように思いますが、この塗り分けを見ると、近鉄電車だとわかるもの。
長年、続けられて来た塗装を大切に継承されようという思いを感じます。
ずっと気になっていたことがあるのですが、車両形式の「8A系」に対して、一両ずつ異なる車両番号はどのような付け方をしているのか。
車両メーカーから搬出されるので、もちろん完成して記載されているはず。
ありました!「8A101」ですか。
なるほど、これならば今後多数製造されることになっても、数字の割り振り方で所属する路線などが識別出来そうですね。
近鉄電車、特に通勤型車両では、この類の形式は相当多岐にわたり複雑ですので、わかりやすくなりそうです。

高安工場に向かうのですが、おそらくは普段使いの道路を走ったのでしょう、見たことのある道筋ばかりでした(笑)
「8A系」は今年度、4両編成が12本(48両)投入される予定。10月以降、奈良・京都・橿原・天理各線で運行開始されるのだとのこと。
朝日大阪朝刊 2024(令和6)年6月1日付け 27面(大阪東部・河内面)より。
いや、これは早く乗ってみたいです。
今日はこんなところです。