みなさんこんにちは。今日の話題です。

2年前に導入が発表されていた、近鉄の新型一般車両。昨日、ついにその詳細についてプレスリリースがなされました。



姿を現したのは、従来車両とはまったく異なる内外観の「8A系」という車両。通勤型車両伝統の、マルーンレッドが継承されています。「X(旧ツイッター)近鉄」ページより。



当時発表のデザインとは多少違っていますね。2022(令和4)年5月18日アップ記事より。




置き換え対象になるというのは、昭和30年代から登場した、このような丸みを帯びた車両群。長年、見慣れ乗り慣れたもの。五位堂検修車庫(奈良県香芝市)にて。




…一般車両の導入は2000年の「シリーズ21」車両以来24年ぶり。まずは奈良線、京都線、橿原線、天理線で(今年10月より)運行を開始。2025年度以降は、大阪線・名古屋線・南大阪線にも投入予定。(近鉄ホームページより)


2000年代から、通勤型車両の中心となった「シリーズ21」の一翼を担う「9820系」。阪神乗り入れ中の万博ラッピング編成。神戸三宮にて。



ということで、まさに近鉄全線にわたって導入されることがわかりましたが、特筆されるのは近年、一般型新型車両の導入がいっさい行われなかった名古屋線系統にも投入されるということですから、全線での車両の顔ぶれは今年から大規模に変貌しそうです。鶴橋にて。


ただ、阪神電車に乗り入れしないこれらの従来車両の置き換えということですので「8A系」も同様に近鉄線内のみ、阪神には乗り入れない仕様になるようです。


しかし、今秋のデビューが実に楽しみです。

今日はこんなところです。