みなさんこんにちは。前回からの続きです。
断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について少しはさませて頂きます。
延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。大阪モノレールホームページより。
事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(ー・ー)付近、さらに今月からは(ー)付近の定点観測を加えてするということをしています。

ここは⑥地点。
地平の「府道大阪中央環状線(中環)」南ゆきと、高架の「近畿自動車道(近畿道)」にはさまれた狭いところにモノレールの支柱が林立するという、おらが街の最北端の場所です。

さて、前回記事でも触れましたが、この先の区間にもクレーンが作業をはじめるようになりました。果たしてどのような具合なのか。
ここからは、大東市に越境(正確にはその間、数百メートルほど大阪市鶴見区域を通過する)してその様子を探索してみようと思います。


⑦地点の「諸福西(もろふくにし)」交差点に到着。
左右(南北方向)は「中環・近畿道」なのは変わりないのですが、この定点観測シリーズでははじめて登場するのが、それと地上で直交するこちらも主要道路の「府道8号線(大阪生駒線)」です。
大阪近郊では「阪奈道路(はんなどうろ)」と呼んだ方がわかりやすいでしょうか。
さらに南森町(同北区)から梅田新道(同)へと至る、都心へ東西軸に乗り入れる道路です。わたしも普段使いです。
ガードで左右にまたぐのは「JR大阪環状線」。
このあたりは市境が交錯していて、幾度も越境したり戻ったりを繰り返すところ。
この「諸福西」交差点から中環と近畿道をはさんだ向こう側は「安田東」交差点。所在地は変わり「大阪市鶴見区」。区の最東端付近です。
そういったことで、領域をかすめるのみの鶴見区内と大東市内にはモノレール駅は作られません。グーグル地図より。
梅田からこのあたりまでとなると15kmくらいはあるのですが、それを約1時間で運行するという長距離路線。さらにシティバスでも三指に入るドル箱路線として知られているといいます。
その東の終点、地下鉄門真南までの間に大東市をここでかすめます(停留所はない)。
それはさておき⑦地点から中環をわたります。頭上は中環南ゆきの陸橋。


中環と近畿道上下線の合間に、モノレールが走ることになっています。中環からですと、高い塀で見えなかった区間の北端になるのですが…⑧地点。
おっ、整地や基礎工事がはじまっているようです。こちらに支柱が建ち並ぶのも、言うている間なのかも知れません。


ややこしそうな立地条件ですが、どのような高架になるのでしょうか。
①地点に戻り、引き続いてJR高架の南側も見て参りたいと思います。8月に引き続き、動きはやはりこちらの方にもありました。
JR高架をくぐった⑨・⑩地点。
近畿道と中環南ゆきとの間に作られる「仮称・鴻池新田駅」からペデストリアンデッキ経由でバスロータリーとタクシー乗り場が設けられる場所。歩道側に衝立てが立ちはじめました。
現地に掲げられていた都市計画図から。位置関係はこのようになります。
⑩地点の真上はJR高架ですが、それに沿うようにしてこちら東側に、連絡通路としてペデストリアンデッキが出来るようです。
実は、ここにも目立たない変化はありました。
次回に続きます。
今日はこんなところです