JR西日本「乗ってみよう北陸 WEB早特きっぷ」で行く北陸新幹線と越中富山を乗り鉄の旅〜その31 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。


ただいま「富山地方鉄道(富山地鉄)寺田駅(富山県中新川郡立山町)」。本線と立山線が結節する、レトロな佇まいの駅を愉しんで参りました。さて、あとは富山駅に戻るのみ。


待っているのは、観光客向けに運行されている「特急立山2号」。主要駅にのみ停車する、地鉄では数少ない別料金を要する特急列車です。ヤフー乗り換え案内アプリより。


さて、どのような車両がやって来るのか。

ここまで見かけなかった「元・京阪特急3000系」の「10030形」電車なのか。


ホームに入って来た列車は、行きに各駅停車で乗った「14760形」。元京阪特急ではなかった…

調べてみますと、地鉄では有料特急でも使用される車系の区別はされていないそうです。


ほどなく発車。
意外にも、といいますか、大きなリュックサックを背負った人々が幾名か下車していたよう。乗り換えて宇奈月温泉に向かうのでしょうか。

余計なお世話ですが、列車の目的に即した乗客がきちんと居ることにほっとしました。


車内を見渡すと、やはり登山帰りと思しき人々の多いこと。外国人観光客もちらほらでした。

全車自由席だというので、空いている席に座ります。


さて、寺田駅の親切な女性駅員さんから買い求めたのはこの、電鉄富山駅までの乗車券と特別急行券。ボール紙の硬券ではありませんでしたが、なんとも懐かしい常備券でした。


「特別急行券」がこれ。いまさらですが「特急」とは「特別急行」を略したものですが、凝ったデザインに、特別な感を受けますね。

しかし、どこからどこまで乗っても大人は200円なんですね。お得な料金設定です。


さて、寺田から電鉄富山までノンストップの特急とはいえど、路線は単線。

駅ではきちんと?徐行して通過して行きます。


立山連峰に源流を発し、富山湾に注ぐ「常願寺川(じょうがんじがわ)」を軽やかに渡ります。


行きの各駅停車より2分速い所要時間16分で、終着の「電鉄富山駅」に到着。


折り返し「普通 宇奈月温泉ゆき」に変わりました。特急専用車両ではないところ、これは柔軟な運用。ただ、この「14760形」も居住性は良かったですので、さすがにローレル賞車両だなと感じた次第です。



しかし、返す返す「元・京阪特急」に乗れなかった(見られもしなかった)のが惜しいところ。これはまた別の機会にですね。

2013(平成25)年3月の全車引退に際し、1971(昭和46)年にデビュー時した当時の姿「クラシックタイプ」に復元された「京阪特急3000系テレビカー」。樟葉、三条にて。


さて、電鉄富山駅を出ると時刻は4時半を回っていました。
帰りの「つるぎ39号」まであと1時間。おみやげをゆっくり見定める時間は確保出来ました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。