JR西日本「乗ってみよう北陸 WEB早特きっぷ」で行く北陸新幹線と越中富山を乗り鉄の旅〜その23 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。


日帰り富山周辺の乗り鉄旅も、いよいよ佳境。
「JR・あいの風とやま鉄道富山駅」に隣接する「富山地方鉄道(富山地鉄)電鉄富山駅」にやって来ました。

帰りの新幹線まで限られた時間ですが、その富山地鉄に初乗りしてみようとしています。



改札を入りますと、発車待ちをしていたのは2両編成のこの各駅停車。

「岩峅寺(いわくらじ、富山県中新川郡立山町)」と読みますが、地鉄主要駅のひとつです。


ところで、発車街の岩峅寺ゆきの足元からは、スプリンクラーが引きも切らず。この「電鉄富山駅」は現在、仮駅舎になっているのでした。



「北陸新幹線」長野〜金沢間延伸開業(2015年3月)に合わせ、明治の開業から地上駅だった「富山駅」は連続立体交差事業が進められ、順次高架線に切り替えがなされました。

新規開業した新幹線と、並行在来線の「あいの風とやま鉄道」のそれは完工し、すでに供用されているのですが、最後に残ったのが「富山地方鉄道」の高架化工事。駅構内の案内より。


完成した後は、このようなドーム屋根ですっぽり覆われた駅になるとのこと。新幹線や在来線との乗り換えも便利になるようです。



工程図。新幹線高架南側に張り付いている地鉄の地上線を仮線に移し、そこに高架線を建設。下り線→上り線の順に、線路を移設。

なかなか、大がかりな工事になっている様子。


最終的に、新幹線の南側に高架線で張り付く形で新駅に乗り入れるという計画です。完成は、2028年度末とのこと。


ところで、完成した地鉄高架線のイラストに、なにやら見覚えある顔の車両が並んでいるではないですか。


これでした。「テレビカー」の愛称で親しまれた「京阪電車 旧3000系特急車」。1971(昭和46)年にデビューし、カラーテレビの設置に加え当時は珍しかった全車冷房化を実現、平成初期まで大変な人気を博した車両でした。

2013(平成25)年春に引退、現在は沿線の「くずはモール(大阪府枚方市)」でシュミレータ付きのデジタル保存がなされています。


実はこの「京阪3000系」と富山地鉄とは、切っても切れない深い関係にあるのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。