JR東日本 期間限定「キュンパス」で巡る北東北から寄り道しながら帰阪の旅〜その29 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。


旅の第2日目(2024年3月12日)。
東京から超大回り帰阪の途は、北陸新幹線で「金沢駅」に到着したところです。


東京から大阪に帰るのに、日本海側に出るという、なんとももの好き!な行程にお付き合い頂いていますが、残りはあと3分の1強。

昨日の北東北からはじまった旅も、いよいよ終わりが見えて来ました。グーグル地図より。


この後は「特急サンダーバード50号 大阪ゆき」で、乗り換えなしに一気に帰るのみ。出典①。

金沢20時47分発で、京都・大阪へ日着する最終便。この50号には、はじめて乗ります。



サンダーバードの発車まで1時間ほどあります。遅い時間ですが、駅構内を散策してみることにします。

新幹線乗換改札の前には、能登半島地震からの復興に当たってのメッセージ。元日の大地震でしたが、被災された方々が一日も早く、平穏な日々を取り戻されることを祈るばかりです。


駅コンビニで手にした夕刊には、政府の観光支援策として設定された「北陸応援割」の予約が今日から開始、直後から問い合わせが殺到…という一面。

被災地を旅先にし、観光で地元の復興の一助とするものですが、地元経済の底上げになるのでしょうし、大事な視点なのかなと感じます。北國夕刊 2024(令和6)年3月12日付け 1面。



前回記事でも触れましたが、超大回りのさなか下車したこの「金沢駅」は、今春話題になった「北陸新幹線 金沢〜敦賀間延伸開業」のわすか4日前のことでした。


右側の発車案内には、富山・長野・東京方面。


そして、左側には4日後に開業する、福井・敦賀方面のそれ。もちろん開業前ですが、覆いがされることもなく、調整中との表示。

開業前の雰囲気を感じ取れますので、これはなかなか貴重なものを見られました。


在来線コンコースを経由して、改札を出ます。



コンコースからの新幹線改札口。おっ、このカウントダウンボードは見た覚えがあります。


これで最後の、金沢から乗る「サンダーバード号」かと思っていたのですが。「キュンパス」のおかげで、再び乗車することが出来るようになるとは。2024(令和6)年4月29日アップ。


東京方面に向かうものは、この時間でもまだ2便が残っていましたので、新幹線というものは本当に便利なものだと感じます。





さて、目前に迫った新幹線の敦賀延伸開業。

同時にこの「金沢駅」からは、長年にわたり親しまれた北陸路を代表する在来線特急「サンダーバード号」「しらさぎ号」、さらにそれが走る「北陸本線」自体が、その歴史に幕を下ろすことになっていました。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「JTB時刻表 2023年3月号」JTBパブリッシング発行)