3月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消した、敦賀から先の「北陸本線」。
全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。


「にし茶屋街」に「犀川大橋」と、わたしにしては珍しく観光名所の見物を済ませて、いよいよ「金沢駅」に戻って来ました。

時刻は夕方5時前。
駅ナカの「ゴーゴーカレー」で昼食を摂り、ここから北鉄バスに乗り込んだのが11時半でしたから、だいぶあちこち巡って来たことを実感します。確かに、よく歩きました。

バスターミナルの中央に鎮座しているのは、金沢の新名所「鼓門」。日暮れから日替わりのライトアップがなされることになっています。
帰りの「特急サンダーバード44号 大阪ゆき」は18時42分発。時間的にも美しいライトアップを楽しめそうです。

さて、ここからは再び金沢駅構内をぶらぶら散策することにしています。おみやげも買わないとなりませんが、ひとまず地下道へ入ります。

午前中に乗車した「北陸鉄道(北鉄)浅野川線北鉄金沢駅」。先ほどの「鼓門」や「もてなしドーム」の真下にある、北陸地方唯一の地下駅。
そろそろ夕方の帰宅ラッシュがはじまる頃。


行きしなに乗車した、元「東京メトロ日比谷線」からやって来た「03系」が発車待ち。
この時間帯は20分おきの運転と変わります。
通勤、通学時間帯はいずこを旅していても活気があるものです。

そして「金沢駅」へ。こちらも帰宅すると思しき人々がコンコースを行き交います。

ところで、出入り口のすぐ脇には新幹線改札口がありました。
訪問時は「北陸新幹線」は金沢止まり。いまから帰るとなると、東京駅の到着時刻は7時や8時台。頃よい時間帯です。


新幹線と在来線特急の空席案内が並ぶ券売機。見るにつけここ金沢が、大阪・東京方面への分水嶺になっているのだな、などと感じます。


しかしながら、あちこちでポスターや掲示などがはじまっていて、盛り上がりを感じた金沢なのでした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。