JR東日本 全線完乗への道!その142〜期間限定「キュンパス」で北東北をひとり旅 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年3月、期間限定で発売されたJR東日本全線乗り放題の企画乗車券「キュンパス」で、その北東北の未乗線区を乗り鉄した旅日記をお送りしています。



旅の第2日目(2024年3月12日)がはじまりました。一泊した「東横イン青森駅前」を出発し、目の前の「青森駅」から「奥羽本線(おううほんせん)」の各駅停車に乗車。



まずやって来たのは「新青森駅」です。青森の駅からは、わずか10分ほど。



「奥羽本線」は青森から秋田、山形方面へと延びる特急列車も走る長距離路線ですが、前回記事でも触れたように、青森市内中心部から離れ「東北・北海道新幹線」にも接続しています。それがこの「新青森駅」です。




開業は1986(昭和61)年11月というので、JRになる直前のこと。出典①。




在来線の各駅停車しか停車しない小さな駅だったといいますが、東北新幹線を延長する形で北海道新幹線を開通させるに当たり、そのルート上で奥羽本線と交差するこの場所に新幹線駅を設置することになりました。



「東北新幹線八戸〜新青森開業」は、2010(平成22)年12月。それと同時に接続駅となったのでした。


函館に向かう「青函連絡船」に接続するなど、長年親しまれた青森駅から、長距離旅客輸送の拠点はこの駅に変わったのが、その時から。わたしははじめての下車になります。




「北海道新幹線」に乗りますと、津軽海峡の向こう、すなわち北海道側の現在の終着「新函館北斗(北海道北斗市)」までは、最短57分。

北海道はもうすぐ目の前にまで迫っています。


ここまで来たのならば、ぜひに青函トンネルを通って、北海道に足を踏み入れたいもの。

ただ、今日中に帰阪せねばなりません。残念。もう一日、捻出出来れば良かったのですが。 



ちなみにこの駅は「東北新幹線」と「北海道新幹線」の境界駅でもあり、以北は「JR北海道」の管轄に変わります。


したがって「キュンパス」は使えないのですが、青函トンネルに新幹線が通るようになってから(2016年3月)はそちらの「新青森〜新函館北斗間」も「未乗線区」のまま。


https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477823163.html


違うシリーズで「JR北海道 全線完乗への道!」と題して、やはり乗り鉄をしているのですが、次回はぜひ、札幌まで延伸開業した際に通しで乗ってみたいと思っています。「新函館北斗〜札幌間」開業予定は、2030(令和12)年度末!





北海道のシリーズは、札幌都市圏の大動脈「学園都市線(札沼線)」に完乗して以来です。2016(平成28)年7月18日アップ。



そういったことで「新青森駅」は、本州でも北海道にいちばん近い拠点駅です。それを証左に、売店で「北海道新聞」が並んでいたのには驚きました。


一面は昨日、発生から13年の日だった東日本大震災について。東北、そして能登半島の被災地でも黙祷が捧げられた、という記事。


あらためて、尊い命を失われた方々に哀悼の意を表するところです。いずれの震災も、決して忘れてはならないことです。




中面を開いて行きますと「函館版」でした。

旅に出ますと、地元紙のローカルな記事を読むのが楽しみなもの。


北海道上陸は出来ませんが、まさか道新が読めるとは。気分だけは津軽海峡を越えられました。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「JTB時刻表 2009年3月号」JTBパブリッシング発行)