みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年3月、期間限定で発売されたJR東日本全線乗り放題の企画乗車券「キュンパス」で、その北東北の未乗線区を乗り鉄しようと旅した際の様子をお送りしています。



旅の第1日目(2024年3月11日)。
仙台からはじまった「キュンパス」を活用してのJR東日本、未乗線区の乗り鉄旅。

「はやぶさ・こまち」で到着したのは「盛岡駅」。言わずと知れた、岩手県の玄関口です。



さて、2面4線の高架構造になっているこの駅。仙台同様に「東北新幹線」運行上の拠点駅となっています。反対側のホームには、東京からやって来た「はやぶさ103号」が停車中。

先ほど、仙台から乗車して来た秋田ゆき「こまち」に併結されていたものと同じ「E5系」という最新型車両です。


大阪に住んでいますので、もとより普段見かける機会のないもの。じっくり観察出来る機会なのですが、これはカッコイイ車両ですね。


先頭車両の車長は26.5m。
そして、運転台側のノーズの長さ、実に15m。

車体の半分以上に及ぶデザインですが、最高時速320km/hという、国内鉄道では最高の速度を誇るスピードを出すためのもの。航空機さながらです。


塗装の上部は、未来志向の先進的なイメージを体現した緑基調。ラベンダーのようにも見えますが、これは「常盤(ときわ)グリーン」というものだそうです。英語では「evergreen」

美しいだけでなく、視認性も高いものですね。実に、いい色合いです。


さて、ぼちぼちと先へ進むことにします。

緑濃い盛岡ならではというのでしょうか、先ほどのグリーンが印象に残ります。



コンコース階。盛岡は7年ぶりの訪問です。






盛岡で生まれた晶子さんは、ヤマハの音楽大会でボーカル賞を受賞し、スカウトされた1988(昭和63)年頃から、本格的にロックシンガーソングライターを志向するようになります。

1990(平成2)年、18歳になったばかりの頃にメジャーデビューを目指すために上京するまでこの地で育ちました。


そういったことで、長らく晶子さんを心の拠り所にしているわたしにとって、非常に特別な感を抱く地が盛岡です。あの晶子さんを育んだ街だと思うと、背筋が伸びるようです。


ですので、北東北に旅する時には必ず立ち寄ることにしているのが、ここ盛岡なのでした。



コンコースをまずは散策してみますと、これはおもしろい。わんこそばの記念撮影コーナー。

そういえば、盛岡は幾度か目にも関わらず、わんこそばは食べたことなかったな。



わんこそばの他にもジャージャー麺、冷麺と「盛岡は麺どころ」ということは有名ですが、なんと自動販売機で売られている盛岡冷麺。気になりますが、左上のカクテキキムチもおいしそう。



おいしいものがたくさんあります。

盛岡のみならず、東北地方にはそれぞれで誇れる名産、名物が思い浮かぶのですが、大阪人としてはうらやましいところです。



ところで、わたしの未乗線区は青森県にかかるところが3線区、ということを以前の記事でも触れました。まだまだ北に進む途中。

盛岡での自由時間は2時間20分ほど捻出出来ましたので、時間の許す限り散策してみたいと思います。



さて、盛岡に到着して、ぜひに訪れたかったのは駅前に見えるこのビルに入っている名店。

ちょうど昼食の時間にかかっていますので、どうでしょうか。
先ほどの三大麺のうちのひとつ、なのですが。


次回に続きます。

今日はこんなところです。