みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年3月、期間限定で発売されたJR東日本全線乗り放題の企画乗車券「キュンパス」で、その北東北の未乗線区を乗り鉄しようと旅した際の様子をお送りしています。




地元から始発電車を乗り継ぎ「天王寺駅(大阪市天王寺区)」へ。そこからもやはり始発の「関空快速」に乗車し一路、「阪和線」で関西空港に向かっています。グーグル地図より。


天王寺発は5時25分とかなり早い時間だったのですが、中間の「和泉府中駅(同和泉市)」あたりでようやく東の空が明るくなって来ます。

今日は3時起きでここまで長らく真っ暗なままでしたから、少しほっとします。和泉府中発は5時46分。


停車する駅々では反対側の、天王寺ゆきホームに通勤、通学客が少しずつ増えて来たところで「日根野駅(同泉佐野市)」を発車。




高架橋を右にカーブを取る向こう側は、駅の南に隣接する車両基地(吹田総合車両所日根野支所)。車内の灯りを点した出庫待ちの列車が待機する姿には、一日のはじまりのすがすがしささえ感じます。


さて、この駅からは「阪和線」と分岐して「関西空港線」に入りました。気づけば、乗車している3号車では立ち客も出るほど。

早朝から空港へ向かう需要というのは、決して旅行客だけではないのでしょうから、想像以上です。



「りんくうタウン駅(同)」を出発。
「南海空港線」との共用区間になると「関西空港連絡橋」をわたります。長さは3,750m、上部は自動車道という、日本最長のトラス式橋梁(三角形の鋼材を組み合わせた工法)です。

総じて直線ですので、かなりスピードを上げるために心地が良いもの。景色も楽しめます。



沿線の観光案内のようになってしまいましたが
終点の「関西空港駅(同)」に無事到着。
外国人観光客と思しき人々が多数目立ちます。

定刻の6時10分着でしたが、8両編成から吐き出される人の多さたるや。日本人にすると円安でも、インバウンド需要は旺盛なのか、これほどまでとは驚きます。ましてやこんな早朝に!


次回に続きます。

今日はこんなところです。